治療に入る前に(その1)・・・ロックなアキヤマ編

歯科衛生士とは1948年に国会でその必要性を承認され、我々歯科医の介助、介補・歯科助手業務・歯科衛生士業務を行う存在である。

この必要性は現場の声から少しずつ、しかし確実に大きくなってきた。世界でアメリカの次に国家資格にしたのはわが国である。この必要とされる声より、資格の検討は世界で実は一番最初に検討されたのが、日本人の奥ゆかしさからアメリカの後塵を拝すことになったのはいたって日本人的なのかもしれない。

なーんて、事実を皆さんしってましたか?

いきなり堅苦しい書き方でごめんなさい。

でも逆に言えば、私の父親や(私の父も横須賀で歯科医をやっておりまーす)私の先輩方がいかに頑張ってくれたか、そんな感謝の想いを上記に書いたトピックを読むと感じざるを得ません。

堅苦しい文面ですが、ごめんなさい、もう少しお付き合い下さい。

ふと新聞やニュースを読むと、どうなっちゃうんだろう、日本、なーんて思うことありませんか?

考えてみて下さい。敗戦してまだ3年で僕たちの父親を含め先輩達はその必要性を考え、世界に先駆けて(2番目なのが“いとあわれなり”と思いません?ここに日本人の奥ゆかしさがあっていいのでしょうけど(笑))世界で2番目に制度化してくれたわけですから。

なーんで、こんな書き出しから入ったかというと、私たちの国、日本は、今 世界に先駆けて(2番目だったら対応も見えてよかったのでしょうが)少子高齢化社会を迎えようとしています。
何をもって美しい日本というのか僕には分かりません。
昔も今もこの国は美しいです。
公害で苦しんだ日本。でも世界に先駆けて解決に導いた日本。
オイルショックで苦しんだ日本。でも世界に先駆けて省エネを導いた日本。

というふうに僕は思えるんですよね。

きっとこれって日本人が、昔から大事にしていたもったいない精神とか、物を大事にしよう、そんなところから生まれている気がするのです。
そう考えると、美しい日本という言葉を安易に使っている人達もいるように僕には思えます。

一番最初に、書かせていただいた事からでも日本てすごいなって思うんですよね。

さて本題に戻りぼちぼち、歯科衛生士の対患者への私が求めている対応を書いてみたいと思います。

その前に、またちょっとしたトピックを入れてみようと思います。

医療保険の平成早わかりガイドによると、国民医療費のなかでも、入院医療費は36.9%と多くの割合を占めています。昨年6月の国会を通過した「新医療制度改革」では医療給付費を抑制するため現役所得のある70歳以上の高齢者窓口負担を2割~3割に上げて患者負担を増やすことにしました。


一方長野県では、家庭の主婦などが中心となって生活習慣病予防の知識の普及、健康診断の広報を行う保険補助員というボランティア制度があることをご存知ですか?長野県では『自分の健康は自分で守る』という健康意識が高いため、長寿でかつ、医療費の少ない県になっています。

長くなりました。そろそろ次のページに移ってみようと思います。優柔不断なアキヤマなものですからなかなか結論に結びつかずに、ごめんなさい。次のページでお会いしましょう。それでは。

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