歯周病のくすり(その2)

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

いきなり入られてきたら何のことと思う方がございましたら、誠に恐縮ですが、アタマより、何卒お読み下さい。よろしく、お願いします。
また、紹介することが目的のホームページですので、詳細についてのお電話でのお問い合わせなどは相談センターでも、教育機関でもございませんので、期待に答えられる自信はございません。それよりは、一度相談内容をまとめられて、予約のもと御来院いただければと願っております。

ぶしつけなお願い事でまことに恐縮ですがよろしくご理解の程、ご配慮を希望いたす次第です。

さて、今までの文章のにおいを打ち消し、又、soulな言い方で、思いを込めて、アキヤマ的に書いていきたいと思います。

さて、保険は、半世紀前に誕生したものです。
検査といえども、すでに50年前と違うわけです。どうすればより分かるか、その確実性という意味では50年前より40年前、40年前よりも30年前と、学会レベル(私は歯周病学会員でもあります。日本7学会の1つです。ウル○ラ7兄弟のように、その歴史的背景、誕生のいきさつから、その学会のコンセンサスは権威のあるものです。)では既に、こうした方が確実で安全といわれております。それを、まずは紹介したいのです。

保険ではポケットの一部と、限局的な検査しかできません。ルールですから。
ま、見方を変えれば当時の治療法はそこまで発達してませんから、それで十分だったのでしょう。

ここで検査をする意味をもう一度整理してみましょう。何が問題なのか、一言でいえばそれだけです。ただし理解というのは、点で理解するよりも、点と点をつなげた線で理解した方が、より確実に分かると思います。でもそれよりは、線と線でつなげた面である方が、もっと素敵です。それ以上に、面と面を組み合わせた立体の方が、より確実になります。
聞いた事がありませんか?物事を理解するには見方を変えれば、二者択一の価値観でとらえるのではなく、時としてバランス感覚でとらえる必要性がでてきます。検査から導かれたデータと、学んできた知識を組み合わせて、治療の方向性(進むべき道)を決める知恵に代えます。
もちろんこれは経験と、真摯に取り組む姿勢が決めるのだと思います。

この使いこなしが知性になり、その集積が、品性と一人の医者をかえていく物だと、僕は思っております。

ですから、極論、スタートの検査が全て、といわざるを得ない側面があります。

それでも 私は 歯周病の専門です。保険でと言われたら、その範囲でどう出来るか、一生懸命考えます。そして、患者であるあなたと一緒に悩みます。

・健康でありたい理想のお口と 
・そうなれない悲しい現実的な疾患の口 
・それを患っていると自覚する心

それを

 という言葉であらわすと、僕は思っています。


僕のしたい事は、


疾患の部分(縦棒)を取り除き、健康で理想的なお口の環境にすることだけです。
 

保険なら保険のベストを尽くします。でも保険で求めるところまでしかいけないかもしれません。保険の限界、それは50年前の最高の水準です。
今は21世紀です。秋山歯科として、時に別の角度で考えたらどうですかと紹介するかもしれません。
決して無理強いはしませんのでご安心下さい。渡された条件の範囲でベストは尽くします!!その理由についてはいろいろなくすりのコーナーに書いてありますのでどうぞ。

 今は21世紀です。

 この方法は歯周病学会も推奨しています。より安全に、より確実に それはしっかりとした検査から始まります。
 あなたが本気で歯周病や咬合(噛みあわせ)で悩んでいたり、歯周病で再生医療の考えにもとづくインプラントによる歯を欲せられたり、将来の歯周病のリスクをお考えになり矯正を考えられたり、これ以上歯を失うことなく快適な入れ歯を欲せられる場合、半世紀前の検査より、今の検査の方が有効です。

悲しいかも知れませんが、『保険、保険でない』という壁は、時として取り払う必要性があります。僕の仕事は、安全、確実に、患者へ健康を提供する事だからです。
だから検査といえども、手を抜きたくありません。必要に応じて、もちろん患者であるあなたと話し合いから始まりますが、

しっかりとした検査と
「お口に合ったブラッシング」
全身疾患と関わっている歯周病は
歯周病専門医と衛生士による
アプローチでサポートします。

という事を私共が大事にしている言葉です。
そしてそれが、最初に書いた

につながると強く信じているのです。
このホームページは一個一個、私共の考えや、医院の社会性を知っていただこうと、汗をかきながら情報を発信していこうと思っております。

いろいろな表現法を駆使させていただくのもあきずに、楽しんでいただきながら、患者であるあなたが歯科の知識を身につけられ、健康的で幸せな人生への何がしかの一助になればという思いからです。それでは、また次のページであるいは診療室でお会いしましょう。