秋山のスタンス(治療姿勢) その2
診療に入られる前に読んでいただけると嬉しいです。
(もしかしたら読んでいただけると“ウフッ”なのかもしれません。いきなり出だしからくずしてしまいすみません。でも、人としての僕にはこのほうが自然です。)
歯科の話から本来は始めなければいけないのでしょうが、かしこまった“想い”を伝える作業は、どーも今の僕には不得手のようです。なんでだろうと考えると、それは、もしかしたら人として少し落ち着いてきた年齢になってきたからなのかもしれません。
多分、これを読まれている方にも、遠い友人、近い友人、近い知り合い、遠い知り合い、親友なんていう具合に、言葉に表現すると、そう、おもしろい具合にあてはまる、いい意味の他人がいるかと思います。実は、僕にもいます。「親友ですか」と聞かれたら“えっ!! ”って答えるだろうし、「悪友ですか」と問いかけられたら“どうかな?”って反論してしまうだろうし、「どうでもいい奴ですか」とあてはめられたら“違う”と答える僕がいます。
仮に、そいつをマー君としましょう。(今 流行の野球のマー君ではないです)実は20年来の知り合いなのです。バスケを中学からずーっと頑張ってきました。「分かった!」中学からと決め付けられると苦笑いする僕がいます。実は社会人になってからの(正確に言うと、大学のクラブを引退し、新たに所属した草バスケのメンバーなのですが)知り合いです。
見るからに悪そうで、見方を変えれば海千山千に見られがちなマー君なのです。でも不思議なくらい慕われるのです。とっぽさを昔も今も残すマー君に対し、僕はというと、不器用で優しいだけ、なんていう風に相変わらず昔の仲間には言われます。
そんなマー君が、ふと、久々に飲んでいるときに、(バスケの古くからのそして新しく入った仲間に)僕のことを語ってくれました。僕には、それがすごく嬉しかったのです。
僕は実はマー君に誘われても実際に仕事が忙しいし、いつも「ごめんな」なんて言って断ってきました。たまたま、時間がバスケの参加を許し、ふと何となく参加したバスケの練習でした。
正直言って太ってしまった秋山です。元祖マイケル・ジョーダンになれなくても、自称“ 小マイケル”と言われたかもしれない秋山です。
それがまったく動けず、「引退するか秋山」という具合に勝手に引退宣言しようとした僕がいました。
マー君は、昔と変わらぬ笑顔で言いました。
“昔も今も秋山はやりやすい”なんて具合に。
それが、僕には、ものすごく嬉しかったのです。
ただ、何気ない一言なのです。でも嬉しかったのです。
もしかしたら、マー君に見透かされたのかもしれません。
僕が、こだわっている何かを。掘り下げている世界を感じてくれたのかもしれません。
そう感じることのできた僕は幸せでした。
僕は、今歯科医として生きています。
せちがらい世の中になり、気がせいていきなり歯を削る歯医者が生きてしまっている時代。
意味を良く良く考えず、ただ、こなしていると思わせる歯医者が生きざるを得ない時代。
派手なstaffを、ただそろえて、見せかけだけで生きることを選ぶ歯医者がいる時代。
不器用な僕には、そう思われること、そう、決めつけられることはもしかしたら、根がやさしい分、ものすごく悲しいことです。
だから問いかけたいのです。
健康になるためのお手伝いをさせていただけませんか?
僕を掘り下げても、もしかしたら、たいした事ではないかもしれませんが、秋山歯科は掘り下げていただくと、多分、いえ、・・・多分、でも歯科医ってこうだよねっていう何かを、きっと見つけていただけると思うのです。
“健康を噛みしめる事”それは歯から始まります。
どうぞお気軽な気持ちで、お尋ね下さい。そこから秋山歯科の“おもてなし”がはじまるのです。
